BABYMETAL(ベビーメタル)の日本での人気は?海外で人気が高い理由

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エンタメ

ファンたちから通称【ベビメタ】と呼ばれているBABYMETAL(ベビーメタル)は、女性2人組のメタルとアイドルを融合したグループです。

ベビメタは、日本でもかなり人気は上昇していますが、海外では圧倒的に支持率も高く、大物アーティストたちから共演のオファーがくるなんてこともあります。

YouTubeを見ていると、海外の人がベビメタのライブ映像を見て涙を流している姿を時々目にしますが、確かに彼女たちのパフォーマンスは、一度見ると圧倒されてしまいますし、心に響くんですよね。

そんなベビーメタルの魅力に迫りつつ、海外で人気がある理由や日本での人気はどうなのかを調査し、まとめてみました。

BABYMETAL【ベビメタ】日本での人気は?

音楽のジャンルで言うと、日本ではJpopやロックなどがメジャーで、あまり「ヘビーメタル」はメジャーではないですよね。

そんな中での【ベビメタ】の人気はどのくらいあるのでしょうか?

2019年10月11日に3作目のスタジオ・アルバムである『METAL GALAXY』(メタル・ギャラクシー)のチャート(JP盤)を見てみましょう。

オリコンチャート

●2019年10月10日付デイリーランキングで1位を記録

●同年10月21日付の週間ランキングでCDアルバムで73096枚を売り上げ3位

●デジタルアルバムで5700回のダウンロードをカウントし8位

●合算アルバムでは79376ポイントを獲得し3位

●2019年10月の月間ランキングで6位

●年間ランキングで47位

 

続いては、ビルボードジャパンのチャートです。

ビルボードジャパンチャート

●2019年10月21日付の週間ランキングが、CDアルバム・セールス・チャートで75508枚を売り上げ3位

●ダウンロード・アルバム・チャートで5757回のダウンロードをカウントし8位

●総合アルバム・チャートでは3位

(CDセールス3位、ダウンロード8位、ルックアップ3位

●2019年度の年間ランキングでは

(CDアルバム・セールスで42位、ダウンロード・アルバムで61位、総合アルバムで50位)

チャートを見る限り、日本でも人気が高いことがよくわかりますね。

数年前までは海外での人気が圧倒的に多かったのですが、活動年数が経つにつれ、日本でも人気上昇中です。

日本の芸能人でも【ベビメタ】ファンは多く、中でも一番ビックリしたのが「加山雄三」さん。

ファンの間では有名な話ですよね!

4年前のデイリースポーツの記事で大絶賛しています。

こちらは2015年の雑誌のインタビュー👇

また、テレビのインタビューにも答えています。👇

加山雄三「ギミチョコ最高だね!」BABYMETALのインタビュー 23

加山雄三さん自身が歌っている曲と似ても似つかない「ヘビーメタル」を歌う【ベビメタ】をここまで大絶賛するということは、やはり彼女たちのパフォーマンスの素晴らしさだと思います。

日本でも年齢問わず、人気が高いことが分かりましたね。

現在では、日本でもライブチケットを取るのも困難なくらいです。

【BABY METAL(ベビーメタル)】なぜ海外で人気が高い?

2011年2月に結成され、現在約9年たった彼女たち【ベビメタ】の海外人気はもの凄いものです。

なぜこんなに海外で支持されているのでしょうか。

BABYMETAL【ベビメタ】が海外で知られるようになったきっかけ

【ベビメタ】が海外に知られるようになったきっかけがYouTubeです。

2011年2月に初めてのミュージックビデオ『ド・キ・ド・キ☆モーニング』をYouTubeにアップしています。このYouTube動画によって、海外メディアは「少女がメタルを歌い踊る」という珍しさが報じられ、これが最初に海外メディアの目に留まった出来事です。

BABYMETAL – ド・キ・ド・キ☆モーニング[ Doki Doki☆Morning ](Edit ver.)

確かにメタルの中にある可愛さに釘付けになっちゃいますよね。

この頃はまだ小学生と中学生なので、特に可愛さが際立っています。

 

それから様々なフェスに出場するなどと積極的に活動し、少しずつ知名度を上げていきます。

2014年7月から始まった初のワールドツアーで、フランスドイツイギリスアメリカカナダ日本の6ヶ国を巡り、一気にBABYMETALの魅力が世界に広まりました。

そして何と言っても、ファンの間ではコレを知らずしてBABYMETALファンとは語れない!とも言える『ソニスフィアの奇跡』ですね。

英国の大型で本格的なメタルフェスである『ソニスフィア』では、ガチガチのメタルファンが集まるので、最初は「メタルをなめるなよ!」「ふざけるな!」などの声もあったようです。

ソニスフィアでは、ブーイングを意味してペットボトルをステージに投げ込まれることもあります。

その動画がコチラ👇

Daphne And Celeste Getting Bottled At Reading 2000

こんなに大量のペットボトルを投げられたら、もう家に帰りたくなっちゃいますよね・・・。

そんな『ソニスフィア』でのステージでも、ベビメタは堂々としたパフォーマンスをします。

当時16歳と15歳で、あんなにも堂々としたパフォーマンスができるものでしょうか。

その時の『ソニスフィア』でのステージはコチラ👇

BABYMETAL – Ijime,Dame,Zettai – Live at Sonisphere 2014,UK (OFFICIAL)

最初は「メタルをなめるなよ!」といった気持ちで見ていたガチガチのメタルファンも、BABYMETALのパフォーマンスが終わる頃には大盛り上がりで、会場が一つになっていたといいます。

アメリカのネットメディアでは、「日本から飛び込んできた狂気的なコンセプト」と報じていたそうですよ。

ワールドツアーやソニスフィアへの出演がきっかけで、一気に海外で人気が爆発しました。

BABYMETAL【ベビメタ】はなぜ海外で人気が高いのか?

では、なぜ海外で人気が高いのかという理由については、色々な著名人の方々がコメントしているものを参考にしてみましょう。

アメリカのギタリスト《マーティ・フリードマン》

●「メタル+アイドル」が世界に類を見ないものだったこと

●ミュージシャンを集めて“神バンド”を結成、アルバム制作や世界ツアーに対応できるようにしたこと

●ほとんど日本語で歌っていること

●一番重要なのは結成から彼女たち自身が大きく成長したこと

 

脳科学者《中野信子》

●BABYMETALを「西洋のキリスト教文化圏に、突如舞い降りた謎の巫女たち。その異質性が魅力

●海外でkawaii文化というのは、キッチュでストレンジなものなので、BABYMETALは魔法使いのような不思議な怖さも評価されている。ジャパニーズホラーに近い部分もある

 

音楽評論家《伊藤政則》

●メタリカに同行したカメラマン『ロス・ハルフィン』が、「サマーソニック2012」でBABYMETALに驚愕。それをメタリカの『ラーズ・ウルリッヒ』に伝えた。

そして「サマーソニック 2013」で、『ラーズ・ウルリッヒ』はステージ脇からBABYMETALのライブを観て好印象を抱き、楽屋でフォト・セッション。

それがメタリカのオフィシャルSNSで発信された。これはkawaii文化に親しんでいなかった海外のメタル・ファンに、BABYMETALが知れ渡るきっかけとなった。

 

明治大学経営部教授《大石芳裕》

●メタルはロックから派生したジャンルで、個々の国においてはロックより小さい市場だが、それらを足し上げてみると、無視できないニーズがある

●ライブの感動をYouTubeなどでシェアできる、SNSの時代に合致した

 

音楽誌を手掛ける《宮内健》

●英雄神話構造、もしくは『ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅路)』構造の物語が形成されている

●ソロではなく三人組で、強固な信頼関係を構築した

●三人のプロ意識の高さ・芸能という職業への理解と洞察

 

BABYMETALに関する著書を出版した《カネコシュウヘイ》

●どの国でも、誰でもベビメタファンであるアイコンが共有されている。ライブでファンの一体感が生まれやすいのは、ベビメタのコンセプトが変わっておらず、誰でもファンのスタイルを貫けるから

 

BABYMETALの初公演記事を執筆した《斉藤貴志》

●本格メタルを可愛らしい少女たちが歌い踊るというギャップ

●既存のアイドル市場で争わなかった

 

著名人たちは、BABYMETALがなぜ海外で人気が高いのかをこのように語っていました。

様々な目線からのコメントでしたが、どれも納得できます。

また、アメリカやイギリスのアルバムチャートでも上位にランクインするなど、海外での人気がうかがえますね

 

まとめ

BABYMETAL【ベビメタ】が海外で人気が高い理由には、可愛い容姿と激しいメタルのギャップであったり、プロ意識の高さなど様々な理由がありました。

日本でもとても高い人気であることもわかりましたね。

海外と日本での共通した魅力は、「ヘビーメタル」と「アイドル」の融合で、激しさと可愛さがミックスされているところが、今までにない斬新さということです。

しかし、やはり人気の理由は彼女たちのパフォーマンス能力が飛びぬけているというところではないでしょうか?

まだまだ22歳・21歳でとても若い2人ですので、今後ますますの活躍に期待したいですね。

 

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